徳島・パチンコ店駐車場で男性刺傷事件 山口組系豪友会傘下「坂井組」組員の初公判で起訴内容認める

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　徳島地裁で２日、今年５月に徳島市国府町のパチンコ店の駐車場で男性が刃物で刺され、一時、意識不明の重体となった殺人未遂事件に絡んで、暴行罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系六代目豪友会傘下「五代目坂井組」組員・石川友和容疑者（５３）＝香川県高松市＝の初公判が開かれ、石川被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

徳島地方裁判所

　石川被告は、５月２５日深夜に徳島市国府町早淵のパチンコ店の駐車場で、腹を複数回刺されるなどした被害者の男性（５７）＝徳島市＝と、一緒に現場に出向いたもう一人の男性に対し、腹部を足で蹴り転倒させた暴行の罪に問われている。

　石川被告は６月１０日に名西警察署に弁護士と共に出頭。この事件では、これまでに石川被告を含む４人が殺人未遂容疑で逮捕され、このうち石川被告を徳島地検は暴行罪に切り替え起訴した。

　これまでの調べで、徳島県警や徳島地検は石川容疑者の認否は明らかにしていない。次回公判は１０月２３日に開かれる予定。