工藤會系長谷川組傘下「永田組」幹部ら7人を逮捕 那覇市の路上で男性2人に因縁つけ暴行

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　沖縄県警は、２０２４年７月に沖縄県那覇市の路上で面識のない男性２人に因縁をつけ、暴行を加えてケガを負わせたとして、特定危険指定暴力団・工藤會系二代目長谷川組傘下「永田組」若頭・橋詰拓弥容疑者（３８）ら７人を傷害と暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。

沖縄県警察本部

　橋詰容疑者らは２０２４年７月、那覇市松山の路上で面識のない３０代の男性２人に対し、別の人物と共謀して因縁をつけ「殺すぞ、工藤會だぞ」と怒鳴りつけたうえ、拳で顔を複数回殴りつけるなどの暴行を加え、顔や上半身の打撲や右足関節捻挫など全治およそ１０日間のケガを負わせた疑いが持たれている。

　また、橋詰容疑者らが起こした暴行事件直後に、被害者２人に対し「いくら払えば許してくれるんか」などと言って被害届を出さないように迫ったとして、永田組組長・永田尊重容疑者（４５）ら３人も証人等威迫の疑いで逮捕された。

　警察は「捜査に支障がある」として容疑者らの認否を明らかにしていないが、事件当時、橋詰容疑者らと被害男性らは酒を飲んだ状態でトラブルに発展したとみて、犯行の動機や詳しい経緯などを調べている。