客引きしていた男性に月々2万円支払い要求 山口組傘下組員ら2人に中止命令

　大分県警大分中央署は、今年６月に客引きをしていた自営業の男性に因縁をつけ、毎月２万円の支払いを要求したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員（３０）＝大分県大分市＝と、飲食店経営の男性（３４）＝大分市＝の２人に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を出した。

大分県大分中央警察署

　２人は今年６月中旬、暴力団の威力を示した上で客引き行為をしていた自営業の男性（３７）に因縁をつけ、毎月２万円を支払うよう要求したとされる。

　命令を受けた２人は「今後、相手には近づきません」と話し、中止命令を受け入れている。