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大阪府警は15日までに、5月に大阪市中央区の路上で、高級腕時計「ロレックス」172本(2億8374万円相当)が積まれた配送業者の車が盗まれた事件で、被害品のロレックス1本を買い取り店に売却したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」幹部・堀田昌克容疑者(53)=大阪府松原市=と、知人で無職の韓国籍の女(69)=東京都足立区=を盗品等処分斡旋の容疑で逮捕した。
大阪府警察本部
堀田容疑者ら2人は共謀して2024年6月、盗まれたものと知りながらロレックス1本を東京都足立区の買い取り店に230万円で売却した疑いが持たれている。女は「堀田容疑者に頼まれて売った」と供述している。府警がシリアルナンバーをもとに捜査していたところ、堀田容疑者が知人の女に売却させたロレックスが発見された。
この窃盗事件は2024年5月21日午前8時45分ごろ、大阪市中央区博労町の路上で正規代理店に配達するロレックスの腕時計172本(2億8374万円相当)などが積まれていた配送業者の軽ワゴン車が盗まれ、車は約9時間後に大阪市浪速区の路上に乗り捨てられていたが、腕時計はなくなっていた。盗まれたロレックスのほとんどは現在も発見されていない。
府警は、この窃盗事件に関与したとして11人を逮捕していて、指示役とみられる森北健二被告(55)や、山口組系「三代目弘道会」傘下組員・大西真也被告(52)らを起訴している。