北海道警は1日午前10時半ごろ、2023年11月に売春防止法違反の疑いで摘発された札幌市中央区の繁華街・ススキノのソープランド「キングダム」から、売春など違法営業で得た売り上げの一部を「みかじめ料」として受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目福島連合」組員・小関泰輝容疑者(42)=自称・札幌市北区新川西3の4=が組織犯罪処罰法(犯罪収益収受)の疑いで逮捕された事件で、関係先として「福島連合」の本部事務所を捜査員およそ20人態勢で家宅捜索した。
福島連合本部事務所
小関容疑者は2023年10月、札幌市の繁華街・ススキノのソープランド「キングダム」の経営者から、売春による違法営業で売り上げた現金10万円をみかじめ料として受け取ったとして、今年1月30日に逮捕された。
小関容疑者には「キングダム」からみかじめ料として年間100万円以上が流れていたみられ、道警は家宅捜索で押収した資料などを分析するとともに、福島連合の資金源になっていたとみて実態解明を進めている。