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仙台地方検察庁は、宮城県仙台市の繁華街・国分町などで常習的にキャバクラ店などへの不正な客引きを行ったなどとして、風営法違反の疑いなどで逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目東海興業」組員・片倉栄司被告(52)=仙台市太白区東中田2丁目=と、客引きグループのリーダーで会社役員の男(44)=仙台市宮城野区=の2人を県迷惑防止条例違反などの罪で起訴した。
一方、仙台市の繁華街・国分町の路上で、ガールズバーの店長から「みかじめ料」を受け取ったとされる県暴力団排除条例違反については、今月19日付でいずれも不起訴処分としている。地検は不起訴の理由は明らかにしていない。
片倉栄司容疑者(52)
片倉被告ら2人は共謀して、仙台市青葉区の国分町周辺で不正な客引きを常習的に行ったほか、用心棒代として客引きから現金を受け取ったなどとして風営法違反や県の暴力団排除条例違反などの疑いで逮捕されていた。
片倉被告の風営法違反について県の迷惑防止条例違反の罪で起訴し、会社役員の男については風営法違反と県の迷惑防止条例違反の罪でそれぞれ起訴した。