「挨拶がない」と知人男性に因縁つけ暴行 山口組傘下組員ら2人を不起訴処分

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　福岡地検は１６日、今年６月、福岡市博多区の飲食店で顔見知りの男性に頭突きするなどしてケガを負わせたとして傷害の疑いで逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員（２４）ら２人について、不起訴処分とした。地検は処分の理由について「諸般の事情を総合的に考慮した」としている。

福岡地方検察庁

　２人は今年６月１４日未明、福岡市博多区中洲の飲食店で、別グループで飲食していた顔見知りの男性（２１）に対し、「挨拶がない」などと因縁をつけ顔面に頭突きをしたり、殴るなどして顔面を打撲する全治５日間のケガを負わせたとされ、男性が警察に被害届けを出して発覚、逮捕された。調べに対し、２人はいずれも黙秘していた。