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「古川組」組長ら銃撃事件 1人が警察官を名乗りもう1人が銃撃 計画的に役割分担

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 今月3日に兵庫県尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組系「三代目古川組」組長ら2人が銃撃された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也容疑者(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治容疑者(54)の2人は、一方が警察官を名乗って組長を連れ出し、待ち伏せていたもう一人が発砲していたことが分かった。対立組織の襲撃を警戒する組長に不審がられないよう、計画的に役割分担を行っていたとみられる。

兵庫県警察本部・兵庫県公安委員会

兵庫県警察本部

 藤村容疑者は事件当日の3日午前、尼崎市稲葉元町のコンビニエンスストアにいた「三代目古川組」の仲村良松組長(64)に対し、「警察官だ」と名乗って接触。仲村組長1人だけをコンビニの敷地外に連れ出し、その場に待ち伏せていた加藤容疑者が仲村組長の両足に発砲したという。仲村組長は両脚を撃たれ、右脚は弾が貫通し、骨折する重傷を負った。

 その後、発砲音を聞いて駆け付けた古川組親泊吉広幹部(61)も銃撃され、左手の甲を銃弾が貫通する重傷を負った。

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